『Tides of Annihilation(壊滅の潮汐)』発売日・物語・ゲームプレイ
『Tides of Annihilation(壊滅の潮汐)』 は、中国のスタジオ Eclipse Glow Games(日蝕縁辺工作室) が開発するシングルプレイヤーのアーサー王アクションアドベンチャーです。異界の侵略で崩壊した現代ロンドンを舞台にし、発売日はまだ発表されていない注目の中国AAAタイトルです。


1. 基本情報
| 中国語タイトル | 『湮灭之潮』 |
| 開発 | Eclipse Glow Games(日蝕縁辺工作室)、成都 |
| パブリッシャー | 自主出版。Tencentが深圳天游を通じて95%を保有 |
| ディレクター | Ary Chen |
| プロデューサー | 付坤 |
| エンジン | Unreal Engine 5、PCはパストレーシングとDLSS 4に対応 |
| 対応機種 | PS5、PS5 Pro、Xbox Series X|S、PC(Steam、Epic、WeGame) |
| Xbox Play Anywhere | 対応 |
| 言語 | テキスト11言語。音声は英語と簡体字中国語のみ |
| 発売日 | 未定(TBA)。ストアの10月29日はプレースホルダー |
| Switch 2 | 現時点で計画なし |
| 主人公 | グウェンドリン(Gwendolyn) |
2. どんなゲーム?
『Tides of Annihilation』は 2025年2月13日 の Sony State of Play で初公開されました。買い切りのシングルプレイヤーアクションで、ライブサービスでもソウルライクでもありません。戦闘は『Devil May Cry』『ベヨネッタ』に近く、『God of War』の影響も受けたと説明されています。
中心にあるのは二つ。アーサー王伝説が現代ロンドンに侵食した世界と、グウェンドリン自身が戦いながら円卓の騎士の幽影を指揮する戦闘システムです。
3. 発売日:まだ未定
2026年10月21日 時点で、公式の発売日は発表されていません。gamescom 2026でディレクターの Ary Chen は、発売日・プレイ時間・ボス数について具体的な数字を出さず、開発が進行中でフィードバックを集めている段階だと説明しました。
- 2025年2月 の初公開時、公式の想定は 2026年 でした。
- 一部のストアにある 2026年10月29日 はプレースホルダーで、公式の発売日ではありません。『影之刃零』と同じ日付になったのは偶然です。
- 現在のメディアの推測は 2027年 が中心。IGNとPush Squareは「2027年より早くはない」としています。
- PS5、Xbox Series X|S、Steam、Epicでウィッシュリスト受付中。
- Xbox版は Xbox Play Anywhere に対応。
- 公開体験版のダウンロードはありません。45分の試遊はイベント限定で、2026年10月24〜25日の北京核融合(Booth A06) でも遊べます。
Eclipse Glow Gamesが発表していない具体的な日付は、未確認として扱ってください。
4. 物語:ロンドン、アヴァロン、霧
侵略は異界(The Otherworld) から来ます。ロンドンは引き裂かれ、街路は中世の廃墟と超自然の霧に覆われました。都市の外にはアヴァロンが広がり、グウェンドリンはそこへ向かいます。
- グウェンドリンは物語の中心となる唯一の人間の生存者。アーサー王の霧を操る力を受け継ぎます。
- 目的は聖杯。それがあれば妹を救い、世界を元に戻せると信じています。
- グィネヴィアはアーサー王の王妃。銀髪で目隠しをした姿で霧から現れ、円卓の騎士を指揮する剣をグウェンドリンに託します。彼女はグウェンドリンの妹ではありません。
- アーサー王伝説だけでなく、他の神話も意図的に混ぜています。試遊版のアヌビス戦は大英博物館に着想を得たグレート・ラッセル博物館が舞台。博物館はエジプト館、日本館、中国館など複数の神話で構成されています。
- 関羽は中国館の導師として登場し、英語音声でも中国語を話します。
- グウェンドリンがアーサー王の娘という説は公式未確認です。


5. キャラクターと声優
- グウェンドリン——主人公。声は Angela Sant'Albano(『バイオハザード レクイエム』のGrace Ashcroft)。健康上の理由で降板した Jennifer English(『Clair Obscur: Expedition 33』)の後任で、Jenniferはアドバイザーとして参加を続けます。
- グィネヴィア——「Beneath the Veil」で登場する白髪の導き手。
- ニニアン——変身する仲間。剣に姿を変え、パズル、探索、隠しルートを助けます。
- 円卓の騎士——ランスロット、ガウェイン、ケイ、ベディヴィア、ガヘリス、ラモラック、パラメデス、ボールス などの幽影の味方。公式曰く総勢 10体以上 で、それぞれ固有の能力、属性、役割を持ちます。
- モードレッド、アヌビス、Tyronoe、Geraint——gamescom 2026の試遊に登場したボス。Geraintは博物館の日本館にいる任意ボスです。
6. 戦闘:デュアル・フロントライン・バトルシステム
中心は Dual Frontline Battle System。グウェンドリンが前線で戦いながら、もう一つの戦線で幽影の騎士を指揮します。
- 2つの騎士ロードアウト。各ロードアウトにメイン/サポートのスロットがあり、同時に4体が参戦。コンボ中でも切り替え可能です。
- 10体以上の円卓の騎士を仲間にでき、それぞれ固有の能力、元素ダメージ、役割(防御、火力、飛行)を持ちます。特定の騎士を倒すと Sworn Knight(誓約騎士) になるといわれています。
- 騎士同士を組み合わせて元素反応とコンボ延長が発生。
- ニニアンは剣に変身し、第二の武器スタイルと探索/パズルの手段を提供。
- 山のような巨神騎士(Colossal Knights) はボスであり、探索可能な戦場でもあります。
- 戦闘は高速でコンボ重視。回避、カウンター、重い攻撃が中心で、『ダークソウル』より『Devil May Cry』に近いスタイルです。
- 公式インタビューで 4種類の武器、30体以上のボス、30時間以上のキャンペーン を確認。ソウルライクではなく、難易度選択と軽いRPG要素があります。
7. gamescom 2026:初の公開試遊
2026年8月26〜30日、Eclipse Glowはケルンのgamescom(Hall 6、ブースB-050)でヨーロッパ初の公開試遊を実施し、Opening Night Liveで 「Beneath the Veil」 ストーリートレーラーを初公開しました。
- 試遊にはロンドン廃墟のストーリーミッションと多段階ボス戦が含まれ、モードレッド(「中」難易度)、アヌビス、Tyronoe と戦えます。
- 45分の試遊は戦闘のスピードと騎士召喚システムが高く評価されました。
- gamescom 2026で 「Most Epic」 を受賞。
- PC試遊機はRTX 5080で、DLSS 4.5 Dynamic Multi-Frame Generation を有効化。
- テキスト11言語に対応(ブラジルポルトガル語を含む)。音声は英語と簡体字中国語のみで、日本語はテキスト/UIのみです。


8. 中国AAAゲームにおける意味
Eclipse Glow Gamesは成都を拠点とする約115〜150人のスタジオで、『Assassin's Creed』『龍が如く』『Prince of Persia』などの経験者が参加しています。Tencentが筆頭株主ですが、『Tides of Annihilation』は自主出版です。
『黒神話:悟空』『影之刃零』『明末:ウツロノハネ』『燕雲十六声』と並び、中国のシングルプレイヤーAAAの新しい波を代表する作品です。モバイルとライブサービスから、買い切りのコンソール品質アクションへ。アーサー王という西洋神話を、中国スタジオのアクション設計で作り直す逆方向の挑戦でもあります。
9. タイムライン
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2025年2月13日 | Sony State of Playで初公開。当時の想定は 2026年 |
| 2025年11月20日 | Xbox Partner Previewで「Break the Mirror」ゲームプレイ。アヴァロン、Tyronoe、新騎士を公開 |
| 2026年 | Jennifer Englishが降板、Angela Sant'Albanoがグウェンドリン役に |
| 2026年8月15〜16日 | 成都で初の1,000人試遊イベント |
| 2026年8月25日 | gamescom Opening Night Liveで「Beneath the Veil」初公開 |
| 2026年8月26〜30日 | ヨーロッパ初の公開試遊。gamescom「Most Epic」受賞 |
| 2026年9月25日 | ゴールデンジョイスティック賞「最も期待されるゲーム」ノミネート(10月23日締切) |
| 2026年10月21日 | 発売日未定。ストアの10月29日はプレースホルダー |
| 2026年10月24〜25日 | 北京核融合 Booth A06で試遊。プロデューサー付坤氏も登壇 |
10. 動画
2026年10月21日時点で最も再生されている公式トレーラー:
Tides of Annihilation — Announce Trailer(PlayStation)、210万回以上。
First Story Trailer「Beneath the Veil」(公式チャンネル)、170万回以上。
11. 出典
- 公式サイト
- Steamストアページ
- PlayStationゲームページ
- Xbox Wire:2025年11月のゲームプレイ
- Gematsu:「Beneath the Veil」トレーラー
- GosuGamers:gamescom 2026トレーラーとウィッシュリスト
- DualShockers gamescomプレビュー
- Wccftech 試遊とQ&A
- Game8:デュアル・フロントライン解析
- Noisy Pixel:11言語対応
- Push Square:発売時期
- IT之家:初公開の詳細
- 17173:Switch 2計画なし、パストレーシング対応
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